in/flux

うたかたの恋

日曜日, 01. 27. 2008  –  Category: 日常

昨日は朝からVIA BUSのセールに行ってきました。
VIA BUS STOPのセールは自分をかなり律しているつもりでも気付くと十万以上使っているのでなるべく行かないようにしているのですがね。
でも行くとこれ楽しいんですよ。
なにしろ津々浦々からオシャレを極めた男子がわんさと集まってきているわけです。ウン十万の服を買うぐらい見た目に命かけてる男の子たちです。
そしてその中でもレディスブランドの方まで侵攻してきて服を品定めしているのはレディスの服（イタリアやベルギーサイズなのでデカい）でも着こなせる細身の男の子で大抵がビックリするくらい綺麗な顔をしている。
いやー、眼福、眼福。
中でも最後に見かけた彼は凄かった。
身長は低めだったけど、顔がね、もうものすごい綺麗なの。ライトノベルとかでボキャブラリーの限りの美辞麗句で修飾されている美形キャラクターは「そんな女の子と見紛う美少年実際にいたら多分キモいよ？」と思っていたのですが、うわっ、実際に居ました！　まさか化粧しているはずはないと思うんだけど肌なんて向こうが透けて見えそうなくらい透明感のある美白お肌だし、スベスベだし、マツゲ長くて瞳がキラッキラしてるし。日本人ですから金髪碧眼ってこたないですが、黒髪を超可愛くカットしててねぇ……っておばちゃん怪しいものじゃないんですよ、別に取って食おうとか思ってませんから。ただ柱の影から眺め回すだけでいいんです。ええ……ジュルリ。
……とひとしきり堪能した後、ケータイチェックしたら愛しのtrskからの着信履歴が！！！
えっ！？　前日の夕方じゃん！
うおー、文教堂からの着信履歴にまぎれて気付かなかったとは、psiのバカ、バカ！
nokに「デートしようぜ！」とかパワハラしてる場合じゃなかった！
この時期の電話……本番移行のトラブルな気がする……でもそれだったらもっと何度もかけてくるだろうしな……もしかして
「psiさん、本番移行無事に終わったので飲みに行きしょー？　この間の埋め合わせをしますよ」
「ああ、打ち上げですね？」
「いえ、今日は二人で……もちろん奥さんとお腹の息子には秘密です」
みたいな展開だったらどうする！？　完全にタイミング逃したぞ！　psiのバカ！
しかも今日は休日。シゴトケータイに電話するのはよろしくないよなぁ……えーい！　してしまえ！
「お休み中のところ申し訳ありません……」
「あ、もしかして昨日のコールバックくれたって感じですか？」
「はいっ！（元気良く）」
いやぁ、コールバック「くれた」って。いやぁ、そんな、照れるなぁ。そんなものでよければいくらでもあげるって言うか……
結局本番環境のトラブルではなく、聞きたかったということもとりあえずは大丈夫らしくて良かった。
「今本番移行後の自宅待機中なので電話鳴った時超ドキドキしました」
trsk！その胸のドキドキにはもっと別の理由があると思います！
「じゃあ、また何かお聞きするかもしれませんがそのとき電話させてください」
「はいっ！」
っていうかむしろ是非電話して下さい！
くー、trskの電話＝トラブルというこのジレンマ。私たちの愛には超えがたい障害が……
……ってあれ？　これってアレじゃね？
つり橋の上で出会った男女が恋に落ちるという。。。。
その後美容院へ。本屋に寄ると「聖☆おにいさん」の単行本が発売している。え！？二月じゃねーの？
もちろん即ゲットっす。
B.cafeで読みながら再読なのに噴出しそうになる。危険危険。

聖☆おにいさん (モーニングKC) 中村 光 講談社 2008-01 売り上げランキング : おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools

美容院の後は二週連続ホームパーティーでござい。
ここ数年こうしたものに臆面もなく参加できるようになったのは、料理の美味い嫁、優しい夫、センスのいい住宅、社会性テストのような会話、そうした雑誌に載ってるような幸福モデルに対して、本当に心の底から自分と関係ないものだと悟りきってしまったからだと思う。そういうものに敵意を抱いていた高校生時分はもちろん、「そうしたい人はすればいいさ」とか嘯いていた大学生時分ですら、そうした場所は苦痛以外の何者でもなかったのだから。
今は一人暮らしでなかなか食えない手料理を食わせてくれる実利に感謝こそすれ、そこで繰り広げられる幸福劇に関してはただ傍観し、彼らをちょっとでも楽しませることが出来たなら、自分の社会性もまんざらではないと小さくほくそえむだけである。

Tweet