December 22, 2003

eye catch 泣かせやがってこのやろう


グーテンモルゲン!
僕ちん、末端冷え性なんですけども、今年は手先足先が氷のように冷たくて何も活動できないという事態になるほどではないので暖冬なのか新陳代謝が良くなったのかと首を傾げていたら来ました。
ここ二日ほどもういくら暖房つけても靴下二重三重に履いてもダメ、絶対! いじめ、カッコ悪い!
「末端」冷え性という言葉があるということは「全身」冷え性というのもあるのだろうと思いますが、全身この冷たさだったらただの死体だと思います。
へんじが ない。 ただの しかばねの ようだ。

僕ちん昨日は三茶の蕎麦屋で飯食ったんだけども、連れがポン酒たのみよるのでもう梅酒飲んだつーのにそれも呑んで、さらにストレスのせいか(まあ実際旨かったのだけど)喰いまくって「鈍感な人間の上にのみ幸せは降り立つ」ということについて熱弁をふるっていたら満腹。つーか喰いすぎ。おえっぷ。
胃がもたれて研究に身が入らないので「このまま寝たら明日の朝気持ち悪くて目が覚める」と確信を抱きながら床に就いたのだけども予想通り。単勝2.8倍。
しかしさすがに(僕ちん的には)胃袋と肝臓の敵の日本酒を呑んだおかげで血行は良くなった。冷え性って何ソレ食えんの? ‥食えても今食いたくないわけだが。
でもね。僕ちん昨日からアレなのね。血行良くなって文字通り出血大サービスっつーかね。

僕ちんつーのは「泣かせやがってこのやろう」(原作・高口里純/画・架月弥)つー漫画の主人公の一人称なんだけどもね。この漫画とても好き。僕ちんはいくらテストでいい点数とってもモノを買い与えられるということは絶対になかったので、というか褒められたことがないので主人公には全然感情移入できないんですが、「神童」とか言われて絶好調だった「僕ちん」が恋のライバルがスポーツ万能でケンカ強いと知るや「僕ちんケンカ弱くてカッコ悪ぃ〜」つって元「神童」今ヤンキーの兄ちゃんにケンカ教えろって泣きつくとことかちょっと泣ける。
原作高口だが、画を架月に描かせたことで軽やかに仕上がってる。ホントいい漫画。
ASKAコミックスから出てるけど、結構昔の漫画だから(1996くらい?)本屋で最近見かけない。古本屋とか行けばあるかも。
部室においておいたら元神童で開成中学合格間違いなしと言われながら受験当日体調を崩して試し受験で受けた市川中(※)に入学せざるを得なくなり根性のひん曲がってしまった留年続きの先輩がいたく気に入って読んでいた。東鬼男に感情移入してんのかな。悪いけど先輩そんなにカッコ良くないっス。

一人称「僕」の女を世間ではヲタクとかいって馬鹿にする傾向がありますが、そんな奴は松崎ナオを聴いて深く反省して欲しい。まあ僕ちん自身、いい年こいて素で「僕」とか言ってる女正直ぞっとしないわけですが、松崎ナオは別。
ソレになんか僕ちん、一人称「僕」の小説のほうが書きやすいみたい。うっかりすると村上春樹のパクりみたいになっちゃうから注意が必要だけどね。

<クール>村上春樹的ネットゲーム<感傷>
あみゆみとあゆみ

※都内の主要中学は2/1を中心に、せいぜい5日くらいまでに入試が行われますが、一部の学校は一月中にテストが行われるので本命の前に入試の雰囲気になれるために練習台に使われます。市川中は一月受験校の中では偏差値高い学校なので(少なくともその先輩の時代には)練習校の代表格です。まあ、失礼な話ですが、多分一月受験校はこの先輩みたいな開成・麻布レベルの児童をおこぼれで拾うのをネラってる節があるのでまあどっちもどっちつーかね。

さーて、これかいてる間にちょっと腹の調子もおさまってきたので研究すっか。ばいびー。

Posted by psi at 07:06 AM | eye catch TrackBack (0)
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