烏号への街道へでると、また人相の悪い3つ子のチンピラに囲まれた。 つくづく絡まれやすいやつである。 見かねた通りすがりの人が助けてくれることになった。 「よし、作戦をたてよう。君の名前はなんていうんだい?」 なんてやさしい通りすがりの人。 しかし昂俊は人見知りなんである。そんな初対面の人にいきなり名前訊かれてももじもじするばかり。 オリジナルも不器用な愛情表現はストーカーの域に達してたからな。 そんなもじもじしてるあいだにチンピラが襲ってきた。 あわわあわわあわわわわ、である。