さて、妖魔を倒してゴキゲンなバーサーカーズ。
やっぱり六太は妖魔フェロモン放ってるのねv と、見るとなんだか気分が悪そう。
大変だ!我々の守神さまが!
「どうしましたか!六太さま!」
「(さま…?)いや、なんでもない…」
「何でもなくはないでしょう!遠慮せず、おっしゃって下さい!」
「うーん、腹、減ったかな…」
「飯ですね!」
天帝曰く、私たちもあの姉と別れてからろくなもの食ってないらしいよ!
雁に行ってたときも、戴に行ってた時もなにも食べてなかったんだね!
尚澄の家に泊めてもらった時もあの家は何にも飯食わせてくれなかったんだね!
饅頭とか買って食った気がするけど、あれは幻? そう真夏の夜の夢…☆
とにかく、六太さまさまを食い物のところまで運ばなければ!
バーサーカーズは争うように六太さまを背負って最寄りの集落まで急ぎました。
さっそく食料探しです。
「なるべく精のつくヤツをね!」
「そうそう、フェロモン出してもらわなきゃいけないからね!」
それぞれ手分けして村を探検。しかしなかなか見つかりません。
日が傾きかけた頃、ようやくお目当てのもの発見!!
あの、木になっているカブのような実はまさしく…畑レストラン!!
(ドラえもん大長編『のびたと日本誕生』参照)
知らない人のために…↓こんなん
カレーライスとかドラやきとかいろいろな種類があるよ。
よくみると、畑レストランの実をもごうとしている夫婦がいる。どうもその必死な様子を見ていると、畑レストランを卵果と勘違いしているようだ。畑レストランの中に入っていたドラ焼きを我が子と勘違いしては可愛そうなので、教えてあげることにした。
「あー、もしもし、奥さん」
我々に気付いた夫婦はあからさまにビビった表情。まあ、まだ全身に浴びた返り血を洗ってもいないし、おびえるのも仕方ないか。
「いや、武器はもってませんよ」
両手を挙げて近付くバーサーカーズになおもおびえる夫婦。強情だなーもう。
ちょっとなんとか言ってやって下さいよ。六太さま。
六太さまを振り返ると、六太さまは顔をしかめて視線をそらした。
このときワタシは分かっちゃったね。
六太の正体が。もう完全に。
大体こんなところに畑レストランがあるのがおかしい。
つまり、六太がこの畑レストランを出したのだ!
六太はドラえもんだったのだ!
ネコ型ロボットゆえ、妖魔の好む高周波でも出していたのだろう。
すべてはこれでつじつまが合う!
そのとき、おいしそうなにおいがした。
ならずものだ。
やっぱり六太さまといると敵に困らない。
ならず者は畑レストランが欲しいらしい。
バーサーカーズはにやりと笑って武器を構えた。
「おい、やめろ!」
六太さまが叫ぶ。畑レストランならまた出してやるってことだろうけど、私たちは聞こえないフリ。
ならず者どもを始末。
六太さま、ありがとう〜と、振り返るとまたも六太さまはお加減がよろしくない様子。
「悪いがもうあんたたちとは一緒に行けねぇ…」
そんなぁ〜(泣)
私の頭には六太さまを分解して高周波発生装置だけを取り出すというアイデアが浮かんだのだが、さすがにそれは人道にもとる気がしたので、一瞬、逡巡した。
次に目を上げた時、六太さまの姿はもうなかった。
やはり、予想どおり!
どこでもドアを使ったんだ…!
慶の街道をひたすら南下していると、日が暮れかかってきた。巧まではあと8里。
「どうする?」
「うーん、妖魔でるかもしれないしねぇ」
「じゃあ、野宿すっか!」
もちろん、里木なんてヤワな事は申しません。ふつーに野宿。…と、思ったら不自然なまでに突然少年が現れた。
「野宿すんのか?里木探すの手伝ってやるよ。ついでに途中まで一緒に行こうぜ」
と、言うのでバーサーカーズ的には若干がっかりしながら、断るのもなんだしなぁ…と思っていると、
「そう言えば、前にも会ったな!言い忘れたけどオレ六太ってんだ。よろしくな!」
と、もうすでに一緒に行くことになっている。ま、いっか。
本人が言うとおり、確かに今では存在を忘れかけている生き別れの姉が一緒だったときも現れた少年だ。そういうと、バーサーカーズの面々皆が口をそろえて「私もだよ」「オレもだ」などという。
PT全員に同じ顔の姉がいたという驚愕の事実はとりあえず置いておいて、自分たちが妖魔に襲われたとき、必ず現れた少年だというのが激しくバーサーカーズのココロを打った。
「もしかして、妖魔を呼び寄せるフェロモンとか出してんじゃないの?」
満場一致で六太を連れていくことに正式に決定した。
その仮説は完全にその夜実証された。
妖魔の襲撃である。
バーサーカーズは狂喜して、妖魔をばっさばっさと切り倒す。
相変わらず妖魔の血はひどくイヤな臭いを発して我々の服に染みついていったが、そんなことは気にならない。そして勝利。勝鬨をあげ、舞を舞うバーサーカーズ。
その傍らで血を浴びて放心状態になってブツブツ言っている少年のことなど目に入らない。
その様子↓(六太がヘンな顔しすぎてるので六太ファンに殺されると困るのでグロ画像のためモザイク処理しています。六太ファンではない人はこちらをどうぞ)
十二国記オンラインの巧のサブキャラをついにあぼーんした。
昂俊のボディーガードとして誕生させたんだが、シナリオが始まったので貧乏性が出て参加させる。
しかし、輸送所も使えず身動き取れない、かつシナリオもそれを補って余りある魅力があるとはとてもいえない状況。金目の物は既にすべて取り上げてある。
そんなわけだ。
今だから白状するがそいつの名前はpsiといった(笑)。
こんなこともあろうかと心置きなく殺せる名前にしておいてよかった。なむー。
夜の更新で転生しているでしょう。将門公の加護があらんことを…
免許も取ったので、材料探しの旅に出させることにした。
堯天は何でも揃っていいところだが、物価が微妙に高い。東京に似てるな。
平均所得が高いからそれでも売れてしまうのだ。
旅に出るのはいいが、昂俊と来たらようやくシンヨウを一人で狩れるようになったばかりである。
一人旅は非常に不安。
かといって、わがままに振り回す可能性の高い昂俊を他人様と一緒に動かすのは気が引ける。
と言うわけで伝家の宝刀、サブキャラクリエイト発動。
これは完全に昂俊のボディーガード目的に作成したキャラなので、名前も適当につけ、
「決して姿を現さず、ないものとして振る舞え」
と、命令しておいた。
何を思ったか巧出身にしたので、慶までテクらせる。
さすが一撃型。さっくり堯天まで到着。
それでもまだレベルが低かったので、修業をしに江田で義勇軍に参加させることにした。
江田までボディーガード一号(以下一号)に付き添う昂俊。
付 き 添 う 昂俊。
うぷぷぷぷ。
なーにをいっちょ前に。
共闘がどのくらいの人数発生するかわからないので、一応まず二人で参加。
しかし山ほど共闘者があらわれたので、楽にクリア。
それでも経験値は結構もらえ、レベルの低かった一号はさっくりさっくりとレベルアップ。
「あ、もうついててくれなくていいわ。一人でやれるから」
と、あっさりリストラされ、とぼとぼと一人堯天に戻る昂俊。
あれ?本来自分がボディーガードに一号を雇ったんじゃなかったっけ?
などということは頭に浮かばない。
途中、足下に跳び出してきたヒソにサックリと短剣を突き刺す。
初めてその音が小気味よく聞こえた昂俊二十歳の夏だった。
ようやく匠師免許をとりました。
最初につくったものは…↓
明赤の鋲手 攻27/命12[耐5/5]
拳部分に鋲を埋め込んだ篭手。
やっぱり赤らしい。
期待を裏切らない男、昂俊。
これからもシャア専用冬器を作り続けます。
#明赤の鋲手は出来た瞬間に夜紫野が押収しました。だってそういう約束だったしね。
次のシナリオまでに間が空いてしまったので、我々バーサーカーズは血を求めて時間の有効利用のため、青陽の山賊基地に向かった。
青陽の街は江田に輪をかけて何もない街である。
深城にいたときにAさんの市場仲間(←ありとあらゆる市場探索を趣味とする)の『買い物スカヤ』さんが「青陽に行ってきます♪ なんか掘り出し物あるかな〜」と言っていたので、「何もないからやめたほうがいいですよ〜」と親切にも教えてあげたのだが。どうしただろう?
青陽につくと、人々は「街を出ると山賊が出るから山を歩かないほうがいいよ」と教えてくれるが、そもそもどこから街でどこから山なのかもよくわからないくらい見事な田舎である。常世田舎大賞とかあったら一発で金賞がとれるに違いない。
にもかかわらず、「探せばなにかあるはず!」と『市場仲間』根性を発揮して店に向かうAさん。
私も退屈なので後を追ったが、そこで見たものは。
↓
↓
↓
↓
↓
店には何もないし、どっから街なのかもよくわからないし、山からの眺めはよさそうだし、山賊が出るなら願ったりかなったりなので散歩に行くことにした。
空気がうまいなはぁ〜、などと言いつつ歩いていると、子どもが飛び出てきて私に体当たりをかましてきた。
こんなところに子どもが一人でいるなんて超!不自然。
ムカチン、ときた私に、すでに遥か遠くまで「回避」しているBさんが「夜紫野!財布は?」と叫ぶ。ハッと甲冑の上から探るが、手ごたえなし。
もう許さん!
「Bさんそのガキコロして!」
「がってんだ!」
持ち前の脚力を生かしてBさんが先頭に立ってガキを追う。
夜紫野も超ダッシュ。
入り組んだ林道をちょこまかと逃げ回るガキんちょに、我々はBさんを見失わないようにするのが精いっぱいだった。ようやく、Bさんが立っている後ろ姿が見えた。…? どうやら山賊に囲まれているようだ。おいおい、まだ「回避」すんなって。
私たちが姿をあらわすと、山賊たちはチッと舌打ちした。
「連れがいやがったか」
「親分!」
山賊の一人がガキから財布をうけとり、声を上げた。
「だまされやした! 偽の財布っス!」
「なんだと?」
「一銭も入ってねッス!」
だああああー!! そう言えば昂俊にフリ込んでトんじゃってたんでした!
はずかしーーーーー!
財布の中身こんなとこで公開すんなよ! 恥かかせやがって。許さん!
「へぇ〜 あったまいいなぁ〜夜紫野」
「なーる。納得ね v」
などとバーサーカーズの面々が普通に感心しているので私も後には引けない。
「貴様らごときの奸計に引っ掛かると思うか! アジトごと根絶やしにしてくれるわ!」
ふっ、と山賊の頭はニヒルな笑みをもらす。すらりと抜刀した青竜刀が妖しく光る。これまでいったい何人の生き血を吸った刀なのだろう。
ウチらだって数では負けない。ま、ウチらの場合、何匹の、だけどね♪
頭は刀を構えた。
「どちらにせよ、財布などお前たちを殺して奪えばいいことだ。こちらにとってみれば得られる結果にはなんの問題もない」
おおっ、とPTから歓声が上がる。
「うちら、ケンカ売られてます?」
「売られてる。売られてる!」
次々と我々も抜刀。
「やい、それはこっちのセリフだ! 死にたくなかったらおとなしくウチらから盗ったお金+α返しな!」
「ちなみにαってのは3桁以上の自然数なんだけどね!」
じり、と後ずさる山賊の三下ども。
「ええい、ふざけたやつらだ。やっちまえ!」
と、超が付くほどベタなセリフで頭が号令をかけると三下どもは一斉にかかってきた。
当然、女の私とAさんに攻撃が集中する、と、
「やっと見つけた! ここだったのね!」
どうやら我々の後をつけてきたらしい。前々からアジトを探していたという一団が助っ人に加わり、三下どもを難なくいなす。さすがに頭は女を相手にするのはプライドが許さなかったようで、Bさん&アニキ組が相手をする。相変わらずのBさんの回避っぷりに頭は翻弄され、その死角から繰り出されるアニキの直撃に為す術も無く倒れる。
「よし! 勝ったほうが全額もらえるって約束だったよね!」
「そんな約束した覚え…あが」
おなかが空いてそうな頭に鉄塊を食わせてやった。
「わかったよ、ほら、もってきな」
三下は観念したように自分たちの持ち金を投げてよこす。
私は盗られた「偽の財布」を回収して青陽を後にした。
堯天に着いたはいいが、何のために堯天に来たのか忘れてしまった。
シナリオが始まるとのことだったが、役所にでも行けばいいのだろうか。
役所に行くと、「シナリオ?なんのことだ。 来月までに古周へ行けという布告を見ていないのか?」と、怒られた。
「怒られちゃったじゃん!」
「オレのせいじゃねーよ」
「そもそも堯天に行こうって言ったの誰だっけ?」
「知らね」
「夜紫野じゃない?」
「違うよ!」
「きっと古周に行けって言うのと間違えたんだよ」
「だから私じゃないって! いくらアニキでもそれ以上言ったら許さないよ!」
「おっ、やる?」
アニキが武器を抜く。私もスタンバイだ。
「まてまてまて、おまえらが仲間割れしたら本気で血をみるぞ!洒落になんねーって」
Bさんがあわてて止めに入る。
「仕方ないわよ。戴から帰ってきて敵は弱いし金はもうからないし、欲求不満なのよ」
Aさんはクールだ。
「とにかく来月まで間があるから、どっか少しでも手ごたえのある場所で欲求不満を解消しましょ?」
私とアニキも構えをとき、うなづいた。
「どこへ行く?」
「私、新しい冬器を仕入れたいの。堯天に行きたいな v」
えっ、とAさんを除く全員が固まる。
一瞬遅れてAさんもえっ?とキョトンとした顔をする。
たっぷり10秒程固まったあと、私がゆっくりと口を開いた。
「Aさん、ここ堯天なんだけど…」
一度(以上)死んだ人間というのは、方向感覚や土地勘に狂いが生じるらしい…
翌朝深城に向かうことにして、私はAさんの買い物に付き合って街へ繰り出した。
両手いっぱいにブランドの紙袋を抱えてようやくAさんは満足したらしく、帰りに二人で喫茶店に入って一休み。オープンテラスの席をとると、Aさんが「あっ」とおもむろに通りの反対側を指さした。
「あれ、Bさんじゃない?」
確かに、Bさんとおぼしき橙色の髪の毛の後ろ姿が見える。
向かいのアミューズメントセンターには戦闘シミュレーターが入っていて、そこで訓練をすることが出来る。そのシミュレーターにBさんが腰掛けていた。
「うらららららららららあああああああっ!」
「死ねええぇぇぇーーーーー!」
「オレは死なねえ! お前をコロす!」
ものすごい勢いでジョイスティックを操るBさん。
私とAさんは昼間温厚な笑顔で私とアニキのケンカを仲裁していたBさんの姿を思い出し、そっと涙をぬぐった。
#このBさんの頑張りにより、バーサーカーズは武の序列2位(最高時)にランクイン。
定員オーバーの4人を乗せた騎獣がうつろな顔で「蓬莱が見える…」などと言い出した頃、ようやく古周についた。
騎獣を返し、堯天へ向かう。
街道で追剥ぎを軽くいなし、「セル戦後に天下一武道会にでる孫悟空」の気分をしみじみと噛みしめる。と、そこに行き倒れがいた。
お、これが噂の「行き倒れイベ」!
なんでも助けてあげるとすごい美人のねいちゃんが「ウチへ来て v 」などと言ってくれるらしい。
戴で山賊からたんまり金をせしめていたので、食料の一つや二つ、くれてやる!と気が大きくなっていた。
「おーい、生きてるか〜? これ喰えよ」
Bさんが抱き起こす。と、美人のねいちゃんではなくおっさんだった。
だまされた!…と思ったのはもちろんBさんだけではない。
テンションめっさ下がった我がPTの前でむしゃむしゃと喰い続けるおっさん。
あほらしいので我々は堯天へ急ぐことにした。
「まてよ」
いきなりおっさんの声のトーンが変わる。懐に光るものを認めた瞬間。バーサーカーズ一同は小躍りした。
やったっ!戦いだ!…弱そうだけどこの際構うもんかい!
いきなり目が輝いた我々をみて一瞬おっさんがひるんだ。その瞬間、おっさんの首は胴体と離れ離れになって茂みの中へダイブしていった。
「!?」
Bさんが首のなくなったおっさんの体を手放して立ちあがる。視線の先にあるのはキキだった。
獲物を横取りされたバーサーカーズの怒りは深い。キキといえども容赦はせん!
我々が武器を構えたとたん、そのキキすらバタリと倒れた。
「なんなんだよー!」
アニキが叫ぶと同時に、茂みから妙齢の女性が駆け出してきた。携えた青竜刀には鮮血がしたたっている。
「大丈夫?」
我々は急展開につぐ急展開に言葉を失っていた。
女性は構わず我々の無事を確かめると、
「悪いけど、急いでるの。あなた達も気をつけてね。じゃっ!」
と片手をあげて小走りに駆けていった。
当初の予定:「きれいなおねいちゃんを助けてウハウハ」
↓
次のねらい:「おっさんと戦ってうっぷん晴らし」
↓
次のねらい:「おっさんを倒そうとしていたことなど忘れてキキ相手に弔い合戦」
↓
結果:「きれいなねいちゃんに獲物を奪われてある意味欲求不満」
中途半端に予定が達成されたせいで怒っていいのか泣いていいのか、喜ぶべきなのか、我々は混乱してしまった。混乱してしまったのでおっさんを埋葬するのも忘れてとりあえずオクラホマミキサーを踊りながら堯天へ向かった。
堯天へ着く頃にはオクラホマミキサーを完ぺきに踊れるくらいには正気を取り戻していた。
シナリオ再開期限が迫っている。
赤馬の貸騎獣屋に急ぐと、すでに似たような目的の者たちが集まってにぎわっていた。
厩舎には「みんなの憧れ」すう虞なども繋がれていたが、レンタル料は低級の騎獣なら2,3匹贖えるお値段。お上から配給されるモノがそんなにいいものの筈がない。「地域振興券」のショボかったことを思い出してみよう!
「シナリオ再開特別措置騎獣利用券をおもちの方はこちら」という看板のところに行ってみると、冴えない騎獣ばかり何匹もつながれていた。シナリオ復帰組はそのなかから少しでもいいのを選ぼうと目を血走らせている。
我々バーサーカーズも係の男に利用券を示す。すると、鍵をひとつ手渡された。
「それで騎獣の鎖を外してください」
…と、いうことは一匹だけですか?!
「特別措置利用券により無料でご利用頂けるのは1PT1騎獣までとなっておりますが、追加のご用命は格安にて承っておりますよ」
どうする?とアニキの顔色をうかがうと、アニキは意外にもあっけらかんと
「一匹でいいんじゃない?お金もったいないし♪」
とのたまう。確かにせっかく山賊をいっぱい倒したお金をこんなところで使うのもいかがなものか。
AさんもBさんもうなずくので1匹だけを引き取った。
「でもやっぱり、この貧相なのはどうにかならないかねぇ〜」
手綱を引きながらぼやくと、肩に鋭い痛みが走った。
「イテ!イテーっ!」
キッと振り向くと、予想通り騎獣のヤロウがにやにや笑っている。
「チキショー!アニキ!肩噛まれたYO!」
「まあまあ、ほんとに畜生なんだしw」
そういう問題だろうか…
「手綱は替わってあげるよ」
「Bさん!いまアナタいいこと言った!」
「ほんと? ファン増えたかな…」
「増えた増えた!」
「でも確かにこの騎獣ってば貧弱w」
アニキが言うときは素知らぬ顔をしている騎獣。キサマ…
「ちょっと工作してみるね!」
アニキはなにげに匠師の免許をもっているので、何やら金属を加工し始めた。さすがアニキ。
私も負けずに背中に背負った羽毛を下ろす。
現状にぼやくばかりじゃなにも前進しない。道は自力で拓けってことさ!
私がせっせと作業をするのを眺めながらAさんとBさんはきゃっきゃと盛り上がっている。
「顔に模様描いてみようよ!」
「え〜敷金返ってこなくなるよ〜」
「やっだーv 騎獣に敷金なんてないわよ!」
「あそっかv」
一度(以上)死ぬと人間楽天的になるらしい。さすがにペインティングなどしたら返すときに賠償金を取られそうだが、いまさら引き返せないので何も言わないことにする。
「どうせならコスチュームも合わせようよ!」
「いいねぇ〜、買いに行く?」
「いくいく!」
そんなわけで、次の日の朝の出発には、貧相な騎獣も立派なバーサーカーズ仕様になっていた。
前回の絵が好評だったので調子に乗ってまた描きました。↓こんなん
Bさん:高いところに登るとタイタニックごっこがやりたくなる人
夜紫野:タイタニックっていうより組体操の「サボテン」じゃん、ていうか上下逆じゃない?普通。と思っている人
Aさん:ロンタイが着れたので満足な人
アニキ:マフラーの出来に満足な人
騎獣:顔にペインティングするのはやめて欲しかった人…じゃなくて妖獣
右上の方にある赤いのは何かって?それは…「熱線」です。
夜紫野のはちまきの下には第三の目が隠されていて、この力を開放すると可視光を遥かに越えた波長領域までもとらえることが出来るようになり、熱エネルギーも可視化することができるのです。
そういうことを聞いてるんじゃない?
あーつまりこういうことですよ。
年中雪に包まれている戴国の上空でもアツ過ぎるお二人がいたってことですね。
誰なのかはまあ、本人が名乗り出るのを待ちましょう。
さて次回からはいよいよシナリオの方に移る訳ですね。
特別措置でレンタル騎獣がつかえるので赤馬から古周へGO!ですよ。
某同盟会長さんが言うには自力飛行らしいんですけどね…
確かに飛行中も視界に騎獣が目に入らないところをみると自力飛行なのかしら…?
今回は転章と言うことで、前回のあの決定的瞬間の数々をなぜ夜紫野がとらえていたかについてお話ししたいと思います。
夜紫野はなんと写真をたしなんでいたことがあるんですね〜
ですからお前はロバート・キャパかと言わんばかりにネズミやらウサギやらシカやらイノシシやらの写真を撮っていた訳です。戦場写真。報道カメラマンの宿命ですね。地雷を踏んだらサヨウナラですよ。
自然、戦いに己の存在をささげるアツい男たちの生き様も捉えなければなりません。
まあ、この旅が終わったら、「戦場に咲く花、散る花」三部作として、「アニキ編」「Aさん編」「Bさん編」と写真集を出して、印税がっぽり左うちわで暮らす所存ですわ。
そんなわけで、夜紫野はカメラを首から下げて冒険してるわけですね。ちょうど代官山辺りでうろうろしてるオサレぶりっこどもを想像して頂いたらいいと思います。
実際はこんな感じ。↓
なんで自分の絵だけカラーなのかっつーと、絵が下手すぎて杉材と羽毛の区別が付かなかったんですよ。それで色を塗ってみたんですが、荷物だけ色が付いてるのもおかしな話なんで結局全部塗るはめに…ふー、疲れた。
まあでも、こういうヘタレた絵があるとHPが取っ付きやすくなっていいんじゃないですかね。(投げやり)
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えー、リクエストが採用されましたRさんには十二国●連合慶東国支部婆酒図(バーサーカーズ)のステッカーを差し上げます。焼くなり煮るなりお好きにどうぞ。ついでにお友達に10枚くらい売りつけておいてくれると、連合内での評価が上がります。
#PTのみなさん。我がPTのイメージをこんなにしてしまい、大変申し訳ありません。かくなる上は指でもつめまして…(以下略)
さて今週もやって参りました、ミッドナイト○ックシティのお時間です。
お相手は夜紫野がつとめさせていただきます。よろしくお願いしますね。
早速お聞き頂きましたオープニングナンバーは慶国のRさんより頂きました「素直になれなくて」Chicagoでした!ウザいんで後半は切っちゃいました!ファンの方御免なさい!
…メッセージ付きですね。『素直になれよ、可愛い子猫ちゃん!』
あははっ、これ、私のことですかね?
まあ、総帥の愛人てのもシチュエーション的に悪くないですが、奥様とのラブラブぶりにあてられそうだからやめておきましょう。え?いいんですよ。この素直じゃなさは私のウリなんですから。
必殺技「いつもひねくれてるあの娘がオレにだけ時折見せる素直な一面」でこれまで何人のオト…おっと、次のお便り行きましょうか。
またまた慶国のYさん、『先週「CMのあとはBさんの知られざる胸キュンエピソード」って言ってたくせにそのまま番組終わっちゃったじゃないですか!今日こそカッコイイところを見せて下さい!』はい…あれは本当、すいませんでした。でもねぇ、CMの間よく考えたらあのエピソード確かにカッコイイんだけど、ちっとも面白くないのよねぇ。
なにかもっと別のアピール法を考えるわ。
やっぱり、3枚目役からカッコいいキャラに大変身を遂げた代表と言えば「ダイ大」のポップですよねぇ。いつ頃からかっこ良くなったんだろう?と、考えると、ダイが竜の騎士だって分かって「それがどうした!ダイはダイだ!」って辺りからですね…最初は捨て身の竜騎衆阻止とかメガンテとか「弱いなりに頑張ってる感」が出てきてそのうちフィンガー・フレア・ボムズとかメドローアとか実力がともなってきてマジでかっこ良くなる訳です。
で、これを我々PTに当てはめて考えてみるとですね。確かにレベルは上がりました。でも、シナリオ的にはようやく始まったばかりな訳ですよ。だからBさんの格好良さが出てくるのはもう少し先ではないかと。今の段階で思いっきりかっこ悪くなっておくことで、後で強くなった時の格好良さが倍増する訳ですね。…というわけで、Yさん、期待していてくださいね!
…え、それじゃ納得できない?しょうがないな〜
じゃあ、夜紫野特別編集「Bさん回避名場面集」をお届けしましょう。
す み ま せ ん 絵 が 下 手 で 格 好 良 さ が 伝 わ ら な い !
そろそろ夜紫野編長くなってきたんで「シナリオ再開編」に移ろうと思います。
次回は転章ってことで、もう一回ヒマネタやります。
みなさん、こんばんは。夜紫野のミッドナイトロッ○シティの時間がやって参りました。
今夜も1時間半、よろしくおつきあいくださいね!
今夜は懐メロ特集と言うことでお送りしたいと思います。
まず最初のリクエストは、…ははっ、こりゃ懐メロですね。雁国のN.K.さんからおハガキ頂きました。どうもありがとう!それではお聞き下さい。「思い出の瀬戸内ヶ浜」…
さて、そろそろメインシナリオ再開なんで、堯天に戻らねばなりませんね。
赤馬で「騎獣」を選択 v さてどうなるかしら…?
…え?尚澄の話はどうしたって?
知るかい。あんなとこ。敵は出ねーし。(出たけど戦闘シーンの描写もなく、経験値ももらえないし!そんな戦闘意味あるかっつーの!)
それに可愛い女の子はいねーし!
いるのは鼻水たらしたジャリガキ一匹だけですよ。
みなさんとっくにお気付きかとおもいますが、私ガキ嫌いです。
おまけにこの花も恥じらう可憐な乙女に向かって親に似ているだのと抜かす失礼千万なガキンチョである。徹底無視けってーい。
まあ、当然こんな目つきの悪い女、子供の方も懐くはずがなく。
アニキ、努力はするものの子供懐かず。まるで乍驍宗におびえる泰麒を見ているようでした。…はっ、あんなハナタレをマイ永遠の心のアイドル泰麒タソに例えてしまった!不覚!
Aさん、あなたは保母さんですか?と問いたくなるほどの手慣れた子供あしらい。しかし、子供って案外感がいいものですよ。あなたが時折漂わせる血の匂い、ヤツにバレてます。警戒を完全に解いてはいませんでしたよ、あのガキ。
と、いうわけで予想どおり、一番子供の受けがよかったのはBさんだったわけですね〜
はい、次のお便りいってみましょう!
慶国のPN「隠れファン」さんからですね。『Bさんをもっと活躍させて下さい!』
…十分活躍してると思うんですけどね…もっとカッコいいところをアピールってことですかね…
うーん、Aさんの傷口に傷薬すり込んでいたのは実はBさんの方が熱心だった!とか?
…そんなんじゃだめ?うーん、……
じゃあ、尚澄のあのエピソードを語らない訳にはいきませんか…
はい、そのまえにちょっとCM入りまーす!
リクエストはFAXでもOK! 番組終了15分前まで受け付けてますのでどしどし送って下さいね!
採用された方には『バーサーカーズステッカー』をプレゼントしちゃいます!
車のフロントガラスに貼って週末の夜に湘南辺りを流すと色んな友達ができますよ!
FAX番号は011-233-4566です!深夜ですのでお間違えのないようにお願いしますね!
いや、もうプロと言っていいと思います。
すばらしい鮮やかさ。1,2,3のテンポですね。
ほらそこ!1,2,3はアン、ドゥ、トロワと発音して下さいね。
いや何の話って、Aさんですよ。
Bさん、Aさんときて、次は私に違いないと思ってたんですがね…
まだまだ修行が足らなかったようです。私のHPがつきる前にAさんが華やかに散って行かれました。
いや、妖魔にやられず山賊にやられるってのもかっこ悪い話なんですが、Aさんはまだちゃんと回復してなかったんですよ。だからしかたない。
しかし山賊、めちゃめちゃ金もってますよ。
雁の国民より豊かなんでは?
Aさんは自分が死んだことなど全く頓着せず、いっぱいもらえた経験値とお金に大喜びでした。ええ、そういうPTですよ、うちは。
実際、みんな「Aさん、大丈夫?」などといいながら、「でも経験値とお金もらえるんだから問題なし!」と思ってない?私はちょっと思ってましたよ。これでAさんだけ経験値もらえなかったらかわいそうですけどね!
…と思ったらアニキが無言でAさんに傷薬すりこんでた。
…さすがです、アニキ…仁義って大切ですよね…
早速アニキにならって不言実行の優しさを見せようとした夜紫野ですが、荷物の中から出てきたのは染色粉と青粒果。
……染色粉はさすがに塗っちゃまずかろう…肌荒れるべ…
ていうか!私玄師免許もってないんだった!
考えてもしかたない。Aさんの傷は放置の方向で!
大丈夫、妖魔が来たらAさんの分も戦ってあげる v
と、言ったらAさん、「私の獲物を横取りしないで頂戴!」と逆に怒られてしまいました。
すごい元気だな…>Aさん
元気いっぱいオロ○ミンCのAさんは、つづくシロウ戦では大はしゃぎで青龍刀を振り回し、連続攻撃などくり出しておられる。
その時事件は起こった!
Aさんの手にシロウが!…野生のシロウがAさんのものとなってしまいました。
伊達に3回も死んでない…
感心してるうちに尚澄につきました。
順調に白都につくが、店などには目もくれず、戴へ向かう船に乗り込む。
途中、Bさんが「関弓についたら買い物しよう♪」などと意味不明のことを言っていたが、大丈夫だろうか。
虚海。
ちびるほど素敵…いや恐ろしい妖魔がわんさと出てくると言いますが。
何が出るかな♪何が出るかな♪(小堺口調で)
トリさんだー!(ヒミコ声で)
でもトウガという鳥さんでした。蠱雕じゃありませんでした。
恒例のアニキの直撃も出たとあってはもう敵じゃないですね。
# ちなみに、この直撃で292を叩き出したアニキは「武」ランク一位へ前のめりにランクイン。
次もトリさん。キショウ×2です。
これももはや満腹にはやや足りず。
だんだんグルメになってきました。バーサーカーズ。
そんなこんなで、「戴上陸をめざして」なんてスレが立ってるのがアホらしく思えるほどあっさり戴へ到着。
雪が積もってる〜
あ〜あ〜 あああああ〜あ〜♪ あ〜あ〜 あああああ〜♪(←北の国からのテーマ)
いいですね〜この寒々とした感じ。
現地掲示板、人少なッ!
「前人未到の地に足跡ペタリw」って、…あんた。植村直己?
と言う人たちでいっぱいです。
みなさん「妖魔♪山賊♪イパーイv」という人たちですね…
「今すう虞とにらみ合い中でつ!全滅ケテーイ!」と明らかに嬉しそうに報告する君たち、君たちは誰なんだ!!!…でもその気持ちわかりまつ…
類は友を呼ぶってやつですね! マーフィーの法則ですね!
あ、山賊が出た。
なんか、自分で書いたくせに昂俊編「第十回」を読むと気分悪いんですよね…
なんでかな〜、って、ちょっと昂俊を貶め過ぎたからのようです。
だから、最後の一文消してみた。
笑いの基本は自分を貶めること。サブキャラとはいえ、昂俊は私のキャラだから、遠慮なくくそみそにしていいだろうと思っていたんですが、あまりにキャラが私自身から離れ過ぎて一人歩きを始めたため、まるで人様をけちょんけちょんに言ってるような気分の悪さを覚えるのです。
多分、読んでる方も気分悪いと思います。すいません。
なんで、これから昂俊はだんだん独り立ちさせます。
こうね、成長のあとにスポットを当てて、あまり(あくまであまり)けなさないようにします。昂俊、強く生きろよ… ブーッ!(←ハンカチで鼻水をかむ音)
久しぶりの都会、関弓についたのはいいんですけど、よく考えたら昂俊に金巻き上げられて(だから違うと…)財布の中身がハコったままでした。
いやー、残念。
関弓には材料が安く売ってるって言うから、匠師免許とったって知らせてきた(ついでに武器も送ってきた)昂俊にお礼に送ってやろうと思ってたのに、金がないんじゃしょうがない。
しょうがないよね?
まあ、戴に行ったら金属でも買ってやるから。
泰麒のフンとか売ってた日にはちょっと保証できないけどね!
で、金がなくてもできる遊びを探した。そうだ。訓練所に行こう。
ポチッとボタンを押すと、読み込みに時間がかかる。こりゃ相当勝ち進んでるなと思って見てみると、九回戦まで進んでいる。いやー、我々も強くなったもんだ。と満足。
まだ全快していないAさんが予想どおり最初に戦闘不能に。その次夜紫野が死んで、Bさんの順。
まあ、順当か。でもHPは私もBさんも変わらないので、何度かやればBさんより生き残れるのでは?と思い、もう一度挑戦。やはりAさんが最初で、夜紫野、Bさん。次、Aさん、夜紫野、Bさん。こりゃ相当な根拠があるんだなと思い、もう一回。Aさん、夜紫野、Bさん。Aさん、夜紫野、Bさん。Aさん、夜紫…やべえ、クセになりかけてる。自分の死に様何度も見て楽しいか?
このままでは精神衛生上よくないと思い、切り上げた。
# 翌日、我がPTが「訓練」の序列へ後ろ向きに参入。
「美女は二度死ぬ」 ←サブタイトル
はい、こんにちは。
今回ハードボイルド・ミステリーっぽいサブタイトル付きで始めてみたんですが、まあこれだけ見れば内容全部分かってしまいますね。
前回お亡くなりになりかけたおかげで、棺桶から片足だけ出ているという寝相の悪いAさんですが、その半死人に向かってセイコウが突進。
まあ、残りHP12まで追いつめられて、死出の旅路にお供が欲しかったのは分かりますけどね…
火事場のクソ力で直撃くれて旅立って行きましたよ…
さすがのAさんも2更新連続のご臨終には腰砕けの様子。試しに倒れているAさんの額にお札を貼って「臨兵闘者皆陳烈在前」と唱えてみましたが、反応はありませんでした。ちぇっ。
さびしんぼのセイコウには悪いけどうちのAさんはそんな程度じゃ死にませんよ。腰砕けとはいえ。
でもさすがに昨日の暑さには蛆がわいたとかわかないとか…いや、わかなかったらしいんですけどね。
私も棺桶ぶら下げて歩くドラクエのキャラクターたちがいかに大変で、衆目を集めてしまうかを身をもって思い知りましたしね…いやーまいったまいった。
それでも日一日と、棺桶から右足が出、左足が出、右手が出て、次には腕が出て…しまいには棺桶からAさんの全身が抜け出した時は小学校の時のアゲハチョウの脱皮をみた時の様な感動を覚えました。途中キャッチセールスに捕まったりしたんですけど、脱皮途中のAさんを見せたら何も売り付けずに去って行きましたね。
関弓につく頃にはAさん、文字どおり一皮剥けましたわ。
ちゃらちゃらちゃらちゃら、ちゃーらっちゃっ。
「ぼうけんのしょ 2 は きえてしまいました」
ではなくて!
「おお Aさん よ。 しんでしまうとは ふがいない」
と、いうわけで我がPT二人めの死亡経験者が誕生してしまいました。
死亡なのに誕生とはこれいかに!!(" 弥次喜多 in DEEP "にでてくるおっさん風に)
ではダイジェストをどうぞ。
【キショウA】HP:176/176
裂爪!
Aさんに命中。 52ダメージ!
【キショウB】HP:176/176
裂爪!
Aさんに命中。 60ダメージ!
Aさんに直撃! 114ダメージ!!
Aさんは倒れた!
ところで、どこで戦っているのか不思議ではありませんか?
ええ、実はまた船の上なんです。
なんと、戴に行くことになったんですね〜それで、白都をめざしてるわけです。
戴に行けばいい金属とか、乍驍宗様の血糊のついた帯とか、泰麒の残り香とか、泰麒の足跡とか、泰麒の…略
おっかしぃなぁ。当初は私は景麒の如く不器用な愛情でもって泰麒をそっとみまもるはずだったのに…
んがしかし、帰り道に出たのはオウムだった。はっきしいっておもしろ…いや、雑魚。
王蟲だったら良かったんだけどね。
無理矢理脱皮させて抜け殻を昂俊に送りつけ、武器を作らせる。むふふふ。
まあしかし、王蟲に海の中まで這って来いと言っても酷な話。
「だめよ…!この海は…入っちゃだめ!キャアアア!!」
「チイサキモノヨ…」
なんて二人でナウシカごっこをするのが関の山だ。
蠱雕は我々とは遊んでくれないのでしょうか…
清谷に戻った我々を襲ったのは強烈な倦怠感。
「使いきっちまったのは精神力かな… なんかもう、頂点を極めた者のむなしさってヤツを感じてるのさ」(某漫画より引用)
次の行動も決めあぐねて、結局墓堀りのバイトへ。
せっせこ穴を掘っていると、シカさんが飛び込んできた。
私自身、そんなに愛されてるとは知りませんでした。でもごめんなさい。私たち、あなたと遊ぶには強くなり過ぎてしまったのよ!!(涙を手の甲で拭いながら)
人は変われるのよ…(意味がちが…略
シカさんを4人で瞬殺…って、あれ?
狭く薄暗い墓穴に男女四人、ひしめき合っていたと言うの? そんなあなた、健全な青少年の育成にふさわしくない怪しげな気分になったとしても文句は言えないわよ?
え?怪しい気分?…えと、ほら、…黒ミサとか? 雨乞いとか?
まあ、お互い返り血を浴びながら武器振り回してあははははーっ!とか笑ってる姿を毎日目にしてるわけで、もはやそんな気も起きませんけどね…(だからどんな気だ!)
お腹いっぱいで烏号についた我がPTだが、Bさんが半死人なので役所仕事で体力を回復することにした。
役所仕事は甲板の掃除。ものすごい、疲れる。直射日光あたりまくりだし。
妖魔と戦ったりするので甲板は血糊だのなんだのでかなりスプラッタな汚れっぷりだし、すごい死臭がする。麒麟だったら卒倒するね。間違いなく。
こんなん一日中やって、体力が回復しているとはさすがバーサーカーズ(ただいま勝手にPT名命名)の面々である。
しかし昂俊の言っていた通り、雁の給料はショボく、それが余計に我々を青海へと駆り立てた。
いざ、清谷へリターンバック!
そしてセイコウにリベンジ!
さてここでBさんへリベンジへの意気込みを語ってもらいましょう。
セイコウの奴らめ!一回キッチリ・・・・・・・
回避しないと気がすまねぇ!・・・・・・・・・
前回仕事の日々、なんてまとめてしまいましたけど、この間にも個人的なイベントはあったんですよ。夜紫野編を見てもらえば分かるように、メインキャラの夜紫野に接触したんですね。
その日の日記を昂俊の荷物からパクってきたので晒してやりましょう。
7月3日 木ようび
今日のしごともヒソのたいじでした。
レベルも6まであがりました。
しごとがおわって町をあるいていると、夜紫野にあいました。
しっている人にあうのはとてもひさしぶりだったのでとてもうれしかったです。
お茶をしながら、ぎろうに売られそうになったはなしなどをしたら、夜紫野はかわいそうがってお金をいっぱいくれました(※)。夜紫野はいつもボクにしんせつにしてくれます。夜紫野のためにもボクはりっぱなしょうしになろうとおもいました。※ 夜紫野の供述とどちらが正しいかは各自ご判断下さい。
で、これだけ仕事をして、おまけに夜紫野から金を巻き上げて、まだ免許取れないのかと言う疑問は当然でございます。
それがですね、こいつ、夜紫野にもらった金を何に使ったと思います?
服買ってんですよ、服。
お前はアフォかと。ヴァカかと。
何のために夜紫野が金出したか分かってんですかね。
その服ってのが例の『旅装』つー、防御力はないくせに回避だけ45もある、あれなんですけどね。店で旅装に目を止めて、タグを確認した昂俊の目のきらめきったらなかったですよ。
「当たらなければどうということはない!」
昂俊に声をかけようとしていた店員、ひいてました。
このガンオタが。ヒッキーのくせに。
お前はシャアなのか?キャスバル兄さんなのかと小一時間ry
こいつが匠師になったら、絶対『明赤の○○』とか『輝赤の○○』ばっかり作って
「シャア専用♪」
とかいってるに違いない。はっきりと確信できるね。賭けてもいい。
蠱雕ではありませんでした。
しかしセイコウ×2匹。HP188。敵に不足なし!
……不足どころの騒ぎではありませんでした。
【セイコウB】HP:116/188
裂爪!
Bさんに直撃! 160ダメージ!!
【セイコウA】HP:126/188
裂爪!
Bさんに命中。 74ダメージ!
Bさんは倒れた!
Bさんの戦斧が損傷した。
Bさんの旅装が損傷した。
Bさんの帯が壊れた。
Bさんの旅装が損傷した。
しかし問題はBさんが亡くなったことではなく(オイ)、Bさんが回避型としてのプライドを粉々にされてしまったことです。
すっかり凹んだBさんは、ますます逃げ隠れするようになりました……
ゴウデイ(×3)に会えぬのならこんな田舎に用はない。
アニキが「青海にいるという蠱雕に会いたい」というので、「アニキ、その言葉を待ってました〜v v v」とふるふるうるうるしながら清谷に戻ることにした。
途中ゴウデイ(×1)に会ったがもちろんもはや我々の敵ではない。
私はなぜか行きも帰りも突上角を食らったが、ゴウデイに好かれているのだろうか?
トリュフを掘らせようとしたから怒っているのだろうか?
いや、おそらくゴウデイにとってあのビデオ(前回参照)は忘れたい過去の汚点だったのだろう。こんなところでそれを公表してしまった私を責める気持ちはわかる。許してくれ、ゴウデイ…
と、一応謝ったところで早速船に乗り込む。
「コ〜チョウ〜♪コ〜チョウ〜♪こ〜の〜は〜に〜と〜ま〜れ〜♪」
「葉っぱに止まれるかい!」
などと一人漫才をしているうちに、妖魔が襲ってきた。すわ、蠱雕か? わくわく…
堯天についたらもう鬼のようにバイトの日々です。
もう所得税免除額超えるくらいの勢いで働きまくりです。
以下、仕事の記録。
ヒソ
ヒソ
ヒソ
ヨウワ
シンヨウ
ヒソ
ヒソ
ヨウワ
シンヨウ
しかしチリも積もれば山となる、ヒソも積もれば致死量を超える…なにいってんのか分かりませんね。とにかく、気付いたらレベル12になってました。
…と見せかけてまた来ちゃいましたよ♪
だってゴウデイ(×3)に会いたいんだもーん!
そういえば昨日「ゴウデイに会いたい」ってビデオ見てさ〜
シンヨウってシカさんが青海を犬掻きならぬシカ掻きで渡るのよ。
もー感動。ほら、夜紫野ってこう見えて涙もろいからさ。(←キャラづくりのための演出)
まあそんな影響されやすい夜紫野ですが、ゴウデイに会いたいのは本当。
しかし三晃を散策してもでてくるのはおっちゃんばかり。
なぜか飲み会につれられて「おっ、姐ちゃんもいける口だねぇ」などと飲まされて終わってしまった。
三晃で出てきたのはシンヨウ×3ではなく、ゴウデイ×3だった。
シカのあの角が結構好きだったんだけど…まあいい、イノシシにはトリュフでも掘らせてがっぽり儲けます!
三晃の気のいいおっちゃんと、共闘者合わせて8人で立ち向かう。
またまた恒例のアニキの直撃炸裂!いやー、惚れ惚れします。
まあ、8人もいりゃ楽勝ですな。
経験値も前回よりもらえたし、文句なし。
…いや、あるかも。
昂俊に金をとられた(←間違いです)おかげで所持金が荒民並だ。
男の子を守ってやったんだから金よこせやゴルァ!このおっさん!
しかしこのおっさん、マジで仁義をわきまえてらっしゃるので、そういうので金をやり取りすると言う概念がないようです。
しかたねえ、ここはこっちも仁義きっとくか。あばよ。
いやー、夜紫野、姐御肌!
舎弟の面倒は最後まで見る、これぞ任侠ですよ。
自らの行いに酔って一更新を二回に分けてお伝えすると言う暴挙に出たのですが、いかがでしたでしょうか。夜紫野が本当は心優しいいい女だってことがお分かりになりましたでしょうか。
決していい弓が見つからなくてヤケになっていたなんて事はないですよ。
半獣ごっこを今やったら完全に犯罪だな(藁 なんて考えてませんよ。
Q. 過去の負債を購うならなぜ一緒に付いて行ってやらなかったのか?
A. そりゃあんた、あんな優男よりアニキの方がカッコいいかr…
夜紫野は一人で強く生きる昂俊の姿に感動したのです。よい匠師になるためには心身共に強く、しなやかでなければなりません。そのため一層の精進をさせようと、我が子を崖から突き落とすがごとく…(以下略
さて、堯天を一晩でスルー(まあ、もう遊ぶ金もないしね)、清谷へ。
道中、賊が3人出た。やったー!
と、思ったらそうとう弱い賊だった。ちぇっ。
それでもアニキの直撃は火を噴きますよ。たかだかHP60の敵に通常攻撃でも100近く、直撃で156のダメージを与え、一人当たり2回づつくらい死んでもらう。あはっ★
あー楽しかった。というわけで清谷到着。
清谷も、港がある以外は江田に負けないくらいの田舎なので、すぐに三晃へでっぱつ。
今度は猪に遭遇。わーい、歯ごたえありそう。
…それでもやっぱりアニキの連続攻撃とBさんの一撃でお亡くなりに。
私は戯れる暇がございませんでした。ぐっすん。
経験値は結構もらえたのでまあよし。いざ、三晃へ。
振り返ると灰色の髪の毛のうっとおしそうな青年が立っている。
腰を屈めた状態から振り返ったせいで、下から覗き込むようにねめつける格好になったが、その瞬間青年が明らかにおびえたようなそぶりをみせた。その目つきをみた瞬間夜紫野はこの青年が何者か気付いた。夜紫野が幼少のみぎり、舎弟…いや、幼なじみだった同朋、昂俊である。
「なんだ昂俊か。よく私だとわかったな。最後に会ったのは十年以上前だろう?」
昂俊の母親は金波宮で働いていたが、予王舒覚に追放されて雁へ亡命していた。そのとき仙籍も剥奪されたのだが、当時と変わらない昂俊の「ええとこのボン」な様子をみているとその後もこの親子はいい暮らしをしてきたらしい。まあ、たとえ金がなくてもおっとりまったり暮らすのがこいつの母親と言う人間だ。
「わかるよ。その眉間にしわを寄せて考える癖、変わってないよね。中にいたお店の人が怖がって硬直してたよ」
なにがそんなに恥ずかしいのか昂俊はいつもはにかみながらしゃべる。
「うるさいな。まあ、とにかく茶でも飲むか。暇なんだろ?」
昂俊はうれしそうにうなづく。こいつMの気があるんじゃないかと時折心配になる。
子供の頃も、騎獣ごっこの騎獣にしてやったり、青鳥ごっこの青鳥にしてやったり、挙げ句の果てには半獣ごっこなどといって無理矢理服を脱がせて泣かせたりしたが、次また「遊びに行くぞ」と誘うと素でうれしそうにした。母親も息子がどんな遊びをしているのか知らぬはずはなかろうに、夜紫野に会うと本気で「いつも昂俊と遊んで下さってありがとう。これからも頼むわね」と笑うのだ。電波な親子だ。
近くの喫茶店に入り、腰をかける。隣の席の女二人がちらりと昂俊を見るのが分かった。
「あー、おねいちゃん!桂花茶ふたつ!」
面倒くさいので昂俊の分も勝手に決めた。昂俊はニコニコと笑っている。
こんな薄気味悪い奴、どこがいいんだ。
と、隣の女に聞きたかったが我慢した。
確かに背も伸びて、顔も整っている。まあ、美青年と言って差し支えあるまい。
中身を知らん奴の幸せをいちいち破壊して回るのも魅力的ではあるが、そこまで暇ではない。
「んで、お前なんで慶に戻ってきたんだ?」
「それがね」
昂俊は運ばれてきた茶に口をつけた。
「匠師になろうと思って」
ぶっ、と夜紫野は茶を吹き出した。
夜紫野の知っている匠師は皆筋肉質の豪気なおっちゃんばかりだ。
その細腕でどうやって鉄を打つんだい。
昂俊は吹きかけられた茶を布巾で拭ってなおニコニコしている。
「しっ、匠師なら雁でもなれるだろう」
「雁は賃金が安いんだ。その割には物価が高くて。福祉政策がしっかりしてるからその他に関してはね…」
「ああ、免許代を稼ぎにきたのか」
「そう言うこと。あと、いろいろな国のいろいろな街を見て回らないと。どこで良い材料が、より安価に手に入るのかとかも調べないとね」
「おまえ…大人になったなぁ」
夜紫野は本気で感心した。
「こっちへは一人で来たの?」
「うん。あ、烏号から清谷までは何人か仲間で来たけど、それ以外は」
「妖魔出なかったの?青海では強い妖魔が出ると聞いたけど」
「でたよ。でも蠱雕じゃなかった。PTもいたし、共闘も会ったから平気だったよ。でも、清谷からここに来るまで一回シンヨウに会ってかなわなかったけどね…はは」
夜紫野は再び本気で感心した。
なかなか気骨のある奴だ。小さい時鍛えてやったせいかもしれない。
「よし、お前これ持ってけ」
夜紫野は自分の有り金のほとんどを卓子に置いた。
「いいのかい?」
「お前、子供の頃私が何回お前から全財産巻き上げたと思ってるんだ?」
ははっ、と昂俊は笑った。
「そのかわり、お前匠師になったら私に武器作れよ。出来が良ければ専属匠師にしてやってもいい」
「うん、わかった」
夜紫野は席を立って店を出た。
「ありがとう!」
背後から昂俊が叫ぶのが聞こえた。
堯天につくと、まずはショッピングですわ。
…え?猿をどうしたって?
そりゃもちろん、おいしくいただきましたよ v (微笑)
ちょっと見ない間にPL店がぞくぞく。ありとあらゆるモノが売っております。
ここで夜紫野が前衛型なら迷わず斧とか青龍刀とか買っちゃうんですがね、悲しいかな支援型なんですよ。
シナリオがストップしてるせいで闘争本能がむくむくと首をもたげてきて、「もっと強くなりない」なんて、お前は週刊少年ジャ○プの漫画の主人公か!ってな台詞も素で吐けるようになってきたというのに、支援型。このままヤムチャな人生を送るのか…?
このゲームはFFやDQと違い、戦型によって装備に制限はない。当然、支援型の夜紫野が戦斧を装備してもいいのだが、やはり小一の時から体に染み付いた価値観と言うのはそう簡単には拭えないらしい。気が付くと支援型と相性がいいと言われている弓や槍を一生懸命さがしていた。
だがしかし、弓や槍はなぜか費用対効果がとても低い。
同じ値段なら剣の半分ほどしか攻撃力がなかったり、命中率が驚くほど低かったり。
夜紫野がショウウィンドウを睨み付けていると、背後から声をかけられた。
「夜紫野?夜紫野じゃないか!」
江田で再び徴兵所を選択、今度は追いはぎではなく賊A,B,Cを7人で集団リ…いや、力をあわせてこらしめた。
追いはぎより賊のほうが若干強いらしい。そのへんの価値基準はよく分からないが…
金はすくなくとも追いはぎよりも持っていた。
そのかわり軍からもらえたお金はかなり少なかったので(この根拠も不明。共闘の人数が一人多いのが原因?…にしては少なすぎる)、差し引きややマイナスだ。
まあでも、またまたアニキの直撃も拝めて爽快であった。いや、あっぱれ。(マテ
さんざん人間を懲らしめて満足したところで、三晃にてシンヨウ3匹と一緒に遊べるらしいという噂をキャッチ。
もうその時ばかりはネコ耳生えてました。ピクーン!てね。
「にゃーんですって!?」
あーもう、ヲタ男どもは夜紫野に萌えですね。(うげー…げろげろ)
さ、キャラに似合わぬコスプレなんぞやめてさっさと三晃に向かいマッス。
実をいうと江田の田舎っぷりにはちょっと飽きてたんでね。
シティガール夜紫野はタワレコとHMVとシスコとユニオンとレコファンのある街以外生きられないのだ。それから和食を出してくれるおされなダイニングカフェがあればもっといい。
ところがこの江田ときたらある店は「富江堂」ってホラー漫画ちっくな名前のボロ商店のみ。
まあ昔よくあった店の奥に向かって全力で叫ばないと店の人が出てこないような店ですわ。
出てくんのも「これが富江か」って思わず納得しちゃうような、賽の河原とこっちの区別が付いてないしわしわのばあちゃんですよ。
「前方に富江確認!『和風ダイニングカフェ』(きゃっ、口に出すと恥ずかすぃ v)との距離約1万光年!」
「退避!『和風ダイニングカフェ』に進路をとれ!」
と言う訳で慶で一番の都会、堯天に向かうですよ。
向かう途中、街道でボス猿&パシリ猿×2に遭遇。
我がPT全員の瞳の奥がキラリと光ったのは言うまでもない。
さすがに1ターンは大人しく墓を掘って埋葬の仕事をした。
か弱いと言っても曲がりなりにも男ですから、穴を掘るくらいはなんとかできます。
お墓を大量生産し終わると、昂俊は墓の前に膝をつき、目を閉じて柏手を打った。
(次は強い妖魔がでませんように…)
↑誰かこいつに墓と神社は別物だと教えてやって下さい。2,3発どついてもいいです。
翌朝。
昂俊は南の街道へとたったかたーと駆けて行く。
…って!また一人かい! 懲りねえやつ、というか長期記憶の能力に著しく欠けるやつだな…
まあいいですけどね。そうそうシンヨウばかり出るはずもないし。
ちぇっ、こいつそうやってこれからも世の中渡ってくんだろうなぁ〜
そういうやついるよなぁ〜
あー、悔しい!私!(←誰
実際、堯天までの道すがら遭遇したのはキキで、さすがにこれなら昂俊でも倒せます。
ふふっ、くやしいけど、堯天到着ね…(←だから誰
「おい、一人でホント、大丈夫か〜?」
「ええ、さすがに陸ではそんなに強い妖魔は出ないでしょうし。どうもありがとうございました!」
昂俊はペコリとおじぎをして、たったかたーと南の街道へ駆けて行った。
この男、全く分かってませんね。青年が何を心配してるかを。
妖魔じゃねーよ。お前の天然っぷりを心配してんだコラ!
あと1cmでカマ掘られそうになったの分かってんのか?
「70銭♪70銭♪」
はい、全く分かっておりません、と。
一度くらい痛い目見た方がよさそうですね。でも私はこのプレイ日記を別の意味のプレイ日記にする気はびた一文ござんせん!!やおいだのBLだのJUNEだのましてや薔薇族なんてもってのほか!(いや、↑これら自体を否定する発言ではありませんので悪しからず)
この日記のモットーは清く正しく美しく!暴力反対!男女平等!一日一善!一石二鳥!一家惨殺!…もとい、一家団欒!
て、今決めました。
なので、とりあえずケツが云々の話はおいといて、上から二行目の発言を後悔してもらいましょう。
【シンヨウ】HP:99/136
突上角!
昂俊に直撃! 95ダメージ!!
昂俊に命中。 45ダメージ!
昂俊は倒れた!
共闘の二人を加え、計6人で戦闘突入。
逆賊のくせに戦斧とかいい武器もってやがります。
Cさんは単独で修羅場をいくつもくぐってきただけあってすでにかなりLVアップされてます。
6人の中でもHPトップでしたね。
【追いはぎB】HP:102/102
戦斧!
○○(Cさん)に命中。 36ダメージ!
【追いはぎC】HP:102/102
戦斧!
○○(Cさん)に命中。 31ダメージ!
○○(Cさん)に命中。 41ダメージ!
【追いはぎC】HP:102/102
投擲袋!
○○(Cさん)に命中。 8ダメージ!
……にも関わらず、率先して当たり役をひきうける心意気!漢です!
もちろん、やられっぱなしじゃありません。
【○○(Cさん)】HP:56/164
鉄棍!
追いはぎBに直撃! 136ダメージ!!
追いはぎBは倒れた!
すばらしい。キング・オブ・漢。
アニキと呼ばせて下さい。
#某十二国内悪徳商法通販社長とアニキのキャラは桓魋と被ると言うことで意見が一致した。
なんだかプレーヤ視点と小説風が入り乱れて全くと言っていいほど統一感のないプレイ日記となって参りましたが。
その青年が言うにはですね、青海には強い魔物が出るわけです。だから航海の安全のために腕に覚えのある人を用心棒としてただで乗せてくれるらしいんですね。
で、昂俊は腕に覚えがあるのかっつーとそんなものを記憶する脳細胞は持ち合わせているわけがなく、青年の仲間ってことで船の人をだまして乗せてもらったわけですね。
「お前がどれだけ戦えるか知らねえが、妖魔が出たら戦ってもらうぜ。そう言う契約だから」
青年の言葉にこくこく、と昂俊はうなづいたがいったいどこまで分かってるやら。
道中妖魔が出たものの、幸いオウムという最下級の妖魔だったので事なきを得、無事に清谷へつきましたとさ。
短刀しかもってない昂俊が空を飛ぶオウムとどうやって戦ったって? よくぞ聞いてくれました。
もし「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」(集英社刊)の単行本をお持ちの方がいらしたら、マァムVSアルビナス戦の所を御覧下さいな。
まず、ごろんと横になります。
(ここで青年の「おい!いきなり死んだフリかよ!」という絶叫)
仰向けに寝て下さいね。そうすると、空を飛んでいる敵は、真正面から攻撃するしかなくなるわけです。近付いてきたところをお得意の「めくらめっぽう短剣振り回し」の技で攻撃するわけです。
この技は失敗すると敵の攻撃を避けようがないと言う恐ろしい技なんですが、ケンカの仕方を「ろくでなしブルース」で覚え(未実践)、未だに才能と努力があれば「かめはめ波」が打てると思っているヒッキー昂俊(※)はそんなところにまで頭は回りません。
要するに頑張って奇策を用いたものの、勝てたのは結局運がよかったから、と。そう言うことですな。
※昂俊は一時登校拒否になって毎日「ダイの大冒険」を読みふけり→ポップの一挙手一投足に涙し→ゴメちゃんの死ぬシーンでは号泣して→しまいには脱水症状に陥ってはポカリを一気飲み→はじめに戻る というサイクルを繰り返していたひきこもりの過去をもつのです。
(「忠犬ハチ公」や「天空の城ラピュタ」のビデオでも同様の経験あり)
烏号は素通りして清谷行きの船へ。
免許代のため路銀を少しでも節約したい身としては、渡航費の安い船に乗りたい。
そう言うと、ビットに腰掛けていた船員らしき男は怪訝そうに顔を上げた。
「あ〜ん?」
男のしかめ面にも昂俊はニコニコしている。人見知りの割にはこう言うところの度胸は座っている奴である。(ただの鈍k…略
男は上から下まで昂俊を検分すると、
「ああ、いいよ、タダで。積荷と一緒に寝泊まりするんで良けりゃな」
「いいんですか!」
昂俊が顔をほころばせたとたん、背後から思いきり背中を叩かれた。
「おい、お前こんなところにいたのかよ!」
振り返ると見知らぬ青年が立っている。
「探したぜ、ったく」
船員の男は怪訝そうに昂俊を見た。
「連れがいるのか?」
「え、あ、いや…」
昂俊は混乱して男と青年を交互に見た。
「はは〜ん、お前、オレとはぐれたんで置いてかれたと思って慌てて船に乗ろうとしたな? おっちゃん、悪いけどこいつの乗る船は別にあるんだ。じゃあな!手間とらせたな!」
青年はまくしたてると昂俊の腕をとって強引に引っ張った。
「え〜と、あれ?ど、どうも、さようなら…」
船員に手を振ると、男は苦笑を返すのみだった。
倉庫街を抜け、市街まで来たところで青年はようやく昂俊の腕をはなした。
「え〜と、どこかでお会いしましたっけ?」
昂俊がおそるおそる訪ねると、青年は盛大なため息を漏らした。
「お前なぁ、まだわかんねぇのか?」
「ええ…失礼ながら記憶にないようです…」
「アホか!そう言う話じゃねえ!さっきの船!」
青年は周囲の人が一斉に振り返るほどの声で怒鳴った。
「さっきの船が、なにか…?」
「ありゃ、密輸船だ! 積荷と一緒って事はだ、積荷の内容を知れば殺されるし、そうでなくても売り飛ばされるのがオチだ!お前なんてひょろひょろしてるからあいつらに輪姦(まわ)された挙げ句、巧かどっかの妓楼に突っ込まれるだろうな、間違いなく」
ぽかーん、と口を開けて昂俊はその話を聞いていた。
「そうなんですか?」
「そうなんだよ!」
「…そうですかねぇ?」
「しつけーな!助けたのに礼もなしかよ!」
ぽむ、と昂俊は手を打った。
「そうですね。お礼を言うのをすっかり忘れてました。どうもありがとうございます〜」
ぐにゃぐにゃ、と青年は脱力し、ようやっと立ち上がると昂俊の肩を叩いた。
「とにかく、好き好んで密輸船なぞ乗らんでもただで慶へ行く方法はある。オレのPTも丁度慶に行くところだ。ついてこい」
「は、はあ…」
昂俊は言われるままに青年の後を追った。
江田に到着。
Cさんと合流し、徴兵所へ。
女、子どもは義勇兵からはずされていく。
:
「よし、お前も来い」
あの、私これでも女なんですが…
案の定、追いはぎは昂俊を集中的に狙ってきた。
どう見ても一番弱そうだし、実際弱い。
「あわわわわ、あわわわわ」
昂俊はしゃがみ込んで頭を抱えると、片手は短刀を振り回す。
「ぐはっ」
などと言う声が頭上でするが、昂俊の耳には入らない。
とにかく必死で目をつぶって短刀を振りまわす。
はっ、と気付くと共闘者たちの姿は既になく、追いはぎもほとんどいなくなっていた。
残っているのは傍らでピヨっている追いはぎだけである。
短刀に血糊が付いているのを不思議に思いながらも、とにかく立ち上がる。
昂俊は共闘者がいて本当に良かったと思った。(微妙に違
あっ、そうそう、関弓で買った『二週間で免許皆伝!匠師への道』(税込み60銭)に「匠師たるもの、自らの武器の手入れには文字どおり一刀入魂の心意気で臨め。血糊の付いた戈剣を放置するなどもってのほかである」って書いてあったな。
危ない危ない。
昂俊は薄い微笑みを浮かべ、短剣を一心不乱に磨きながら烏号へと歩を進めた。
この間、悪い人にも妖にも全く遭遇しなかったのは、まこと幸い(※)と言う他ない。
※もちろん、不気味な性格に生まれついた幸いである。
シンヨウキターーーー!!
ついに、ついにシンヨウと出会えますた。
きゃーっ、シカですわよ、奥様v (左手で口元を押さえ、右手首を振りながら)
うれしさのあまり思わずシンヨウに抱きつきそうになるのを必死で堪え、まあ、どさくさにまぎれてBさんに抱きついておいた。
#どうせなら延王顔に抱きついておくんだった…
シンヨウの方も私の愛に気付いたのか、まっ先に飛びついてきてくれた。
【シンヨウ】HP:136/136
突上角!
夜紫野に命中。 40ダメージ!
あいたた、あいたた。
しかし私は痛みを伴わないものしか愛と認めないわ!
【夜紫野】HP:92/132
鉄棍!
シンヨウに命中。 58ダメージ!
軽く1.5倍ほどにして愛の応酬 v v v ろまんてぃ〜っく
シンヨウと夜紫野のアホらしいやり取りを無視して最後はAさんがさらりと直撃で美しくフィニッシュ。
心なしか鉄棍をくりだすAさんに横目で冷たい視線を投げ掛けられたような気がするのは気のせいか。
Bさんはさすが回避型。戦闘が終わるとおもむろに姿を現し、「あれ、終わった〜?」と屈託なく笑っている。
烏号への街道へでると、また人相の悪い3つ子のチンピラに囲まれた。
つくづく絡まれやすいやつである。
見かねた通りすがりの人が助けてくれることになった。
「よし、作戦をたてよう。君の名前はなんていうんだい?」
なんてやさしい通りすがりの人。
しかし昂俊は人見知りなんである。そんな初対面の人にいきなり名前訊かれてももじもじするばかり。
オリジナルも不器用な愛情表現はストーカーの域に達してたからな。
そんなもじもじしてるあいだにチンピラが襲ってきた。
あわわあわわあわわわわ、である。
ヒソを倒して宿で(精神的に)ぐったりしていると、江田から駆け付けてくれた残りのPTのひとがやってきた。
これから書く時紛らわしそうだから前回からのお仲間をAさん、今回来てくれたのをBさんとしよう。
Bさんは気のいいにいちゃんで、飄々としている。
ぜひ、彼に「ハッキシ言って、お〜もしろカッコいいぜ!」を言ってみてもらいたい。
PTに男性が入ると俄然やる気が出るエロ夜紫野。
いや、前回やる気がなかったのはヒソが出たからで、けっしてAさんが女性だったからでは………
Aさんはステータス的には結構夜紫野とかぶってるが、見た目はかなり大人しそうな美人さん。丁寧そうな語り口の端々から時折危険な香りを漂わせる。
さてPTが3人そろったところで役所仕事にくり出す。
出た敵は……
ヨウワ。
ニホンザル風の外見。顔に雑魚相がくっきりと出ている。手のひらにも雑魚線がぴぴーっと出ている。
え?こんだけザコ専やってりゃそんくらい見ただけで分かるようになります。
名前も弱そうだしな…って激しくガイシュツなのだが。
実際弱かったが、3人分割でもヒソよりは経験値がもらえたのでまだ雑魚としてはましな方か。
仕事を終えると、江田で徴兵所に行った人たちの情報が入ってきた。
徴兵所は強制的に義勇軍に入隊させられ、行動選択できないと聞いていたので避けていたのだが、実際には賊軍(盗賊?)という手応えのある敵が出てきて、経験値も結構もらえると言う。拘束されるターン数を考えれば微妙な部分もあるが、とにかくヒソと戦いたくない一心で、ついさっき江田から到着したBさんの荷もほどかせないまま江田へ急行した。
情報をくれたCさんと江田で合流することにする。
役所に斡旋してもらった仕事が宿屋の食堂のフロア係とはどういうわけだろう。
この男は客商売など向いていないのだ。
役所で書類を書いているほうが向いている。せっかくの簿記の資格も役に立たずだ。(もってません)
「3番テーブルさま、餃子定食上盛と特製ランチセットAと特製ランチセットBご注文です〜」
「いちいち長ったらしいんだよ!3番さん餃上、ランチA,Bです!でいいんだよ」
「そうですかすみません。…あ、あと青海風海鮮盛もいただきました」
「だから!(怒」
てな要領で、さっぱり仕事にならなかったので、30銭しかもらえず、改めて自分のトロさに気づいた昂俊は、関弓で役所仕事を続けてもしかたない。雁を出ようと思い立ち、食堂をたった一日で辞めた。
本来なら迷惑極まりないが、食堂のほうにしてみたらこんなやつにずっといられるほうが迷惑だったので快く許してくれた。
メインキャラを動かしていたおかげで慶と巧ではバイト代が70銭だということを知っていた私はわき目もふらず烏号から慶へ脱出することにした。
さて、サーバが復活したのに気をよくして、サブキャラを作った。
雁で匠師にさせてメインに武器供給するっつー目論見である。
昂俊という名前は中学生のころ書いていたアクションスパイ小説の準主人公から取った。
ちなみに主人公はメインの夜紫野を男にした感じである。
昂俊は小説では主人公と世界で双璧をなす銃の使い手だがある事件がトラウマとなって以降銃が握れなくなっていると言う設定だった。
今回十二国に誕生させた昂俊はトラウマなんてないのに弱いキャラである。情けない。
顔はまあまあイメージどおり。小説でも優男設定だった。
これから精進してロン・ベルクのように鍛冶屋だが魔界を含めて5指に入る実力者、みたいのになってオリジナル昂俊に恥じないやつに育てたい。
メインの朋友関係もあるからこっちのは厳選したい。
とりあえず、メインで握手し損ねた雁の人に声をかけたら快く応じてくれた。多謝。
いや、その前にメインと握手したんだけどね。
しらじらしく「登録ありがとうございます。これからよろしくお願いします」とかいって。
キャー!!赤面。
でも自作自演結構楽しい。
最初の更新メール。
いきなりごろつきに襲われる。
やべぇ、こいつこんなとこまでオリジナルの昂俊に似てやがる。奴も優男顔が災いしてチンピラによく絡まれてたもんな。
しかしオリジナルは「早く家に帰ったほうが身のためだよ」とかいってガンくれるだけで相手がちびって逃げ出す強者でしたが、こっちの昂俊は素で弱い。
しょうがないのでただの酔っ払いに短刀を使うという、やくざ顔負けの手段でなんとか酔っ払いをヌッ殺す。
匠師になるには免許がいる。それが500銭もする。(初期データでは100銭所持)
とにかくバイトするか。
役所に仕事をもらいに行く。
PTを組もうとした2人のうち一人はまだ江田にいたので、2人で役所仕事。
PT名は…「鯖復活おめ」です。なはは、センスねー
昨日があんなだったので更新メールが来るのかかなり半信半疑でしたが、ちゃんときました。
>夜紫野がたどり着いたのは、慶国では比較的住みやすそうな集落だった。
なんかこのくだり読んだことあるなぁ。
…げっ。ウサギ。
前にもあったおっそろしく弱い雑魚敵。
そのときは4人がかりだったのでもらえる経験値のしょぼかったこと。
#経験値は仲間で割り勘なのです。
一気にやる気をなくす私。
その隙にお仲間さんが一撃お見舞い。
雑魚のくせにウサギは死なず、(さすがに延王様のようにはいかねーか)
腹が立った私は不満をぶつけるように一撃。→死亡
今回は2人だったので前回よりは経験値もらえたが、不完全燃焼感は拭えず。
ほかの人がシンヨウに殺されかけたとかコチョウにあったとかいうのは嘘なのか?
私に妖魔をくれっ!
役所仕事は金はたまるがLVがなぁ。う〜む。
9時がすぎる。更新メールは来ない。
障害スレで発言していた何人かをはじめとしてかなりの人が会社に「状況説明しろ」と電話またはメールしたらしく、TOPに連絡が出た。
要点はこう。
・会社に来たらサーバ止まっててびっくりしました。
・原因?今慌てて調べてるのでまって下さい。
・いつ復旧するのかなんてわかりません。
・とりあえず対応策は今日中に発表します
・今日21時の更新はありません
これにはみなさん一定の評価はくだしつつも大激怒。
「サーバの調子が悪いのは分かってるんだから夜間常駐の人間を置け!」
「誠意が感じられない!」
など。
障害スレには名無しの書き込みが増え、荒れ模様。
みんなこれまでの対応の状況から早くても復活するのは月末と考えた模様。
あきらめてチャットなどに興ずる。
…と、「復活したようですよ」と知らせてくれた人がいた。
半信半疑でログインしてみると………入れる!軽い!
プレーヤーの快哉の声が地を揺らすようでしたよ。
一種の祭りでした。
状態は9時前の時点まで戻っていたので、PTをぬけることにした。
いや、PT内恋愛は良くないよ。やっぱり。
チャットの人に声をかけて新たなPTを作った。やることはやはり、役所バイト。
だって堯天の店、高いんだもーん
…が、午後はほとんど鯖がメンテでアクセスできない。
とりあえずメンテ前に延王にPT続行で堯天行きを提案、了解を得ていたのだが、他の人から返事がないままメンテに突入した。
メンテ後、再び接続を試みるが、つながらない。
これが、悪夢のはじまりだった…
外部掲示板の障害スレをのぞくと、メンテ直後からずっと入れないらしい。
もうすぐ9時となると、メンテ前に行動選択できなかった人たちの不満が続出した。
私は行動選択していたものの、PTのほかの人の意志も知りたい。
これは…金取ってるゲームとしてはちょっとまずい事態なんじゃないかという雲行き。
そして9時を大きく回った頃、結果メールが送られてきた。
道中、メイダとかいう妖魔にあったようだ。
>1回目の攻防!
>【##(延王顔)】HP:123/123
>短刀!
>メイダに命中。 55ダメージ!
>メイダは倒れた!
瞬 殺です。
延王顔、顔色ひとつ変えず、片手でメイダを消し去りました。
かっこいいです。
私なぞ堯天行きにそなえ鉄棍を買ったのに出番なし。
かたや延王、初期装備の短刀でこの破壊力。
……ほれました。
夜も相変わらずつながらない。2時頃、重いながらも一瞬、つながる。
延王がいればどこへでもいける。恋にも似た感情を抱いたのだろうか。
スケベ女夜紫野、堯天でも役所仕事を選択。しかし…
翌朝。つながりやすいと言う6時頃にログインを試みるも全く反応なし。
外部BBSをみると、徹夜組もまったくつなげてないらしい。
不満がふつふつとそこらから立ち上っているのが分かる。
「かね返せ!」と言う人がかなりの数に。
「こちら側でできることをしよう」という建設的な意見もあるが、果たして効果があるのか…
翌日、朝早く起きる。
さくさくさくさくさくさくさくさくさくさくさくっ。はやっ!
BBSのログを見てると、四時過ぎまでかなり重いままだったらしい。なんだか申し訳ない。
明日も早起きしよう。
とりあえず、堯天へは敵に殺されない限り1ターンで着くらしいので、バイトすることにした。
RPGの基本として、「移動=難度アップ」ですから、初期装備で次の街にいくのはいかがなものか。
「役所の仕事をうける」を選択したものの、めっためたに敵にやられた人の情報などを見ていると、やや不安になる。PTを募集すると一瞬で人が集まった。多謝。
とりあえず「帯」を買って装備しておいた。私すぐ腹痛くなるからな。エアコンとかない十二国界で腹巻きは必須でしょう。
さあ、更新はどうなるかな。
更新メールキターーー!!
…ぬぬ?
私のPTはビジュアル的にはかなりバランスがいい。アニメの延王の顔の男性、もう少し少年ぽい顔のバンダナ男性一人、たおやかな女性ひとり、目つきの悪い女一人。
出てきたのはヒソという雑魚敵、延王とバンダナが攻撃したらあっさり死亡。
女性陣はただ後方で見守るのみ。…ってあんた!
たおやかなほうはいいですよ、見た目からして男に守ってもらってる方が似合いますしね。
しかしお前!お前だ夜紫野!
そんなクラスのチビ男子をいじめてそうな見てくれのくせに、カワイコぶってんのか?
「きゃー、あのウサギ、目つき悪ぅーい こっわーいv」
などといって延王の背後に隠れている場合か!第一似合わん!
目つきが悪いのはお前だろうが!
しかも素早いのが売りのくせに、攻撃の出番が回ってこないとは何たる醜態。
これは名誉挽回をはからねば。
用事を済ませて昼過ぎに学校からログイン。
お、共闘掲示板に人がいる!
お互い「どうすればいいんでしょうね〜」などといい、「どうも次のメールまで待つしかないっぽい」ということになる。
夜共闘掲示板で会うことにして一旦落ちる。
そしたら学校の回線も落ちた!なんで今日に限って…
幸い1.2時間で復活したから良かったものの。
2回目の更新.
ありゃ。なんか戦いが終わってます.
もう一人新たな助っ人を加えてキキをメタメタに。
私は素早さが高いので真っ先に攻撃するみたいですな。姉&六太のときもそうだったし。
次は堯天に行けっていうことだが、掲示板では「まっすぐいくべきか、寄り道すべきか」で意見が分かれてる.でもどっちかというと「まっすぐ派」が優勢.なぜなら
すぐサーバ落ちるから!
この重さと落ちっぷり。ヤウ゛ァイでしょ。
今も行動選択したいんだけど、重すぎて。もう寝ようかな.
今日から本運用。
このサイトはverisignのセキュアシールが張ってあるくせに、証明書がよろしくないとブラウザに文句を言われる。前日にログインしようとしたら↑だったので運用が始まるまでログインできないのかと思って寝ちゃったけど、よく考えたら掲示板とかは使えるって書いてたよな。
試しにもう一度「ログイン」ボタンをぽちり。
やっぱり「証明書が微妙」と文句を言われる。だが断わる!強引に突破。
キャラをつくる。
出身国慶か巧か雁で迷う。職人にも憧れるが、まずはストーリーを楽しむか。
で、慶。人が多そうだから。
顔。なんか右上のひと、私に似てるんですけど…
とりあえず、それは避けて、あんまり文化系ぽいみてくれは避けた。職人をあきらめた以上、それなりに武人として(ぷぷっ ふさわしい感じに。
なんだか目つきが悪い気がするけど、本人もそうだから仕方ない。
髪の色。デフォルトが一番いい気がするが、名前に紫なんて字を入れてしまったので、紫にする。
能力。私はね。ドラクエは勇・僧・魔・魔でクリアする主義なんですよ。FFはモンク・シーフ・白・黒ですよ。つまり、魔法使い好き身軽系好きなんですな。
#ていうか自分が体力内から筋肉系にリアリティ持てないだけかも
しかしこのゲームにゃ魔法使いはないから、身軽系にする。
さて、中に入ると、まだ運用前だと言うのに掲示板がすごいことになっている。
朋友登録合戦。私も乗り遅れまいと参戦。
中に数人、朋友GETに命かけてる御仁がいらっさる。そういう楽しみ方もありですな。
でも、正直そういった御仁からは相手にしてもらえるのかやや不安。
そう思いながらも、気付くと握手しているのはお友達の多い方ばかり。なぬー!
やはりリアル同様、私は友達を作るのが下手なようです。
朋友づくりにかなり精を出している人しか私を拾ってくれなかったのですね…
さて、最初の更新前後はかなりのサーバーの脆弱っぷりを見せつけてくれました。
10時頃ようやくログインがかなうと、(メールは転送設定した時にサーバに残す設定がうまくいってなかったらしく、家には届かず)「前回のあらすじ」でメールの内容をチェック。共闘、ですか…
なんだかすごく左よりな何かを感じる… 私は古い人間でしょうか。
ていうか、姉、不細工。
そうか。十二国の世界じゃ人は木に生るから兄弟でも顔は似ないのね。
しかも母、いきなり何すんだ。
妖魔の名前キキってのはかわいいな。なんか配達してくれそうだ。
道具1,2,3てあるけど、まだ選択できないぽい。
とにかく共闘ですよ。バリケード、火炎瓶、機動隊!血湧き肉踊りますね!
共闘掲示板に書き込んで学校へ。
└ psi at 2003.08.15
・第三十三回
└ psi at 2003.08.16
・終戦記念日な訳だが。
└ 由慧 at 2003.08.15
・第三十三回
└ ナナミ at 2003.08.16
・第三十三回
└ 蒼海 at 2003.08.16