July 29, 2003

eye catch 健全な精神は健全な肉体に宿る

[ DIARY ]

今日フジロック組が帰ってきたんですけども。
まあ当然「どうでした?」って聞くじゃないですか。相手は満面の笑顔で「すっげー楽しかった!」。
もうそれはすごい楽しかったことが一目でわかる笑顔なんですけども。
「ビョークどうでした?」「(ひと呼吸おいて)…最高。」
私はそこで「チクショー! くやしー!」と。言いましたよ。
でもホントいうとそうでもなかったです。
一昨年の来日公演のチケットは獲得に奔走した揚げ句とれず、「最高だった」との評を各地で見るたび地団駄踏んだものでしたが。
アンダーワールドももう2回見てるし、マッシブはCDだけでいいかなとか。
「レディオヘッドほんとはサマソニよりフジに来たかったらしいよ」
「3日目のグリーンとか全然空いてたじゃん、何で来ないの」
「来てたらすげーよな!」
などと盛り上がっている人たちをしり目に「ビョークとかマッシブとキャラかぶるからじゃねーの」と一人心のなかで突っ込んでみたり。
下手すると週末のサマソニもレディオヘッドだけ見に夕方出勤しそうです。
おい頑張れよ、自分。GOOD CHARLOTTEとかチェックしなきゃじゃないの?

なんかねぇ、最近ダメなんですよ。
先週のVIA BUSのセールも普通に無視したし、田中一光展行った時もすごい好きなデザイナーのはずなのに「こうやって並べるとワンパタだな」とか「セゾングループ以外ほとんど仕事なくね?」とかネガティブな感想しか出てこなかったし。
タワレコ行ってもあんまり物欲そそられないし。
友達にそう言ったら「そういう状態が2週間続いたら医者行ったほうがいいらしいよ」と言われた。
……半年以上続いてますが何か?

食べる量とかどんどん減ってるんですよ。夏バテとかじゃなく普通に。
最近一日にパン一個とかで、たまに家でまともにご飯食べると体が受け付けなくて頭痛がして吐くんですよ。
パン一個じゃビタミンとれないと思ってビタミン剤を飲むようにしたんですけど、体力は衰える一方で、このまえ原宿のユニクロいって3Fまで階段で上がったとき、「私の人生最後の土地がユニクロなんてカッコ悪い… ヴィトンの会員制フロアで死にたかった…」ととっさに死を考えた自分を発見してヤヴァイと思いました。
揚げ句の果てには社会不適応者日本代表の最右翼と囁かれているウチの先生にまで「なんか、体力つけたほうがいいんじゃないか? 運動するとか…ジョギングとかどうだ?」とか言われる始末。お前に言われたくねー!
でも学校行くのつらくてよく休むし、学校でもすぐ寝るし。先生も言わざるを得ないのだろう。
「あー眠い」とか思う暇もなく気づいたら事切れてんですよ。寝たからって何か回復するわけでもなく、目覚めてもものの数分でまた同じことの繰り返し。ほとんど仕事が進まないから終電まで学校に残らざるを得ない悪循環。
しかしこのまま正真正銘ヒッキーへの道を歩み続け、某巨大掲示板群の一角にあるという「ヒッキー達が朝の挨拶を交わすためだけのスレ」なんぞに出入りするようになってしまうのは避けたい。

そうでなくても、もし卒業できないとかになったら本当にヤバい。
もし私の精神が病んでいるのだとすればその原因は紛れもなくこの学校生活なわけで。
それをさらにもう一年やらなければならないとなったら私はホームから身を投げる衝動を抑えられるか自信がありません。

そんなわけで、まず体力を回復することから図ろうと思った。
いろんな事が、自分の精神の弱さに起因しているとわかっていてもそれをどうこうする気力すらもう無くなっていたのだから、こんなことを思いつくこと自体、少し回復に向かっているのかもしれない。
ジョギングは挫折するのが目に見えているので、毎日10Fにある研究室まで階段で上ることにした。
多分、階段で上ったら部屋についた途端疲労で爆睡するので、栄養ドリンクも買っていく。
カフェインの力で無理やり生活リズムを健常者のそれに矯正していきます。
とりあえず、昨日と今日はちゃんとやりました。
もう一度言います。(自分に言い聞かせるため)

「健全な精神は健全な肉体に宿る」

Posted by psi at 08:17 PM | eye catch TrackBack (0)
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