北海道の皆さん、大丈夫ですか〜!?
さて、昨日の朝刊によると、東大が共用PCをマックにするとか。
理由は「トラブルを自分で直しやすいから」だそうで。
まあ、確かにことあるごとに「レジストリが云々」いわれ、しかもレジストリ下手にいじるとシステム再起不能になるよん♪とかいわれるウィンドウズ機はあんまり初心者に優しくない。その点マックはよく凍ったり、なだめ方を知らないと(と、いっても「がんばれー!G子(仮称)」などと呼びかけるだけですが)システムエラー起こして下手するとクラッシュとかになりますが、システムリストアとかも目茶目茶簡単だし、「なんだかよく分からないけど調子が悪くて使い物にならない」というような事態は起こりません。
ただ、東大の共用機はもともとUNIX端末もしくはPC-UNIXだったはずで、そもそもトラブルが起こる事自体あまりありえないと思います。なんでマックにわざわざ?と大半の人が首をひねっている事でしょう。弟も「なんでだよ!」とゆっておりました。
たぶん推測するに、私も経験あるので分かりますが、昨今の最新のウィンドウマネージャを入れたLinuxとかならともかく、多くのUNIX系OSはあまり楽しいことができない。ゲームとか、お絵書きとか。いや、できるんだけど、あまりソフトとか初心者向けに作ってないし、マニュアルとかもないし、ソフトが英語版でそもそもメニューの単語がわからないとか。日本語入力だってわざわざ漢字サーバを立ち上げねばならなかったり、ウィンドウズに慣れた身には非常に苦痛。家にブロードバンド環境があったら、だれが学校のマシンなんて使うかこのヤロウ、という感じになります。
そしていざちょっと難しい事をしようとすると、「すいませーん、ジョブが切れません!」とか「プリンタサーバが無限にログを吐いてるんですが」とか言うことになる。ちょっと知識があればなんてことないことでも、普通の人はUNIXの知識なんてありません。そのサポートで常駐のTA(みたいな人?うちの学校ではSGIから派遣されてきてたが)は大忙しだし、一部のヲタクは悪い事しようとするし、もう大変。
じゃあもうちょっと使い勝手のいいGUIのOSに変えよう、となったときにWINDOWSを避けたのは、セキュリティ意識の低い初心者がメール経由でアホなウィルスとか持ち込むのを恐れたためでしょう。
マック(OSX)なら、たしかにfreeBSDベースなのでハッキングの危険とかは昔よりむしろ増してますが、メールでのウィルス関係はほとんど全てがウィンドウズターゲットですから、初心者のしりぬぐいにシスアドが奔走しなければならないことも激減します。
マックの価格も昔よりかなりこなれてきましたしね。
(PBOOK15inch欲しい… でも、来年きっとThinkPadが手に入るので我慢。)
あと、以前のOSってマルチユーザー対応してなかった気が。あ、でも共用PCで使ってたな…どうしてたっけな、あの時。
で、本来の情報リテラシの授業に使う時にはfreeBSDとして使えるから便利。というわけ。
なんだ。私がウィンドウズ機をUNIX系OSとデュアルブートにするか、MacをOSXにアップグレードするか迷って結局OSXにしたのとほとんど同じ理由ですね。はっはっはー!
しかし。
このまえ久しぶりにOS9立ち上げたらあまりにキビキビ動くんでびっくりしたんですが、OSXは確かに重いですね。普段はそれほど意識しませんが、OS9と比較すると差は歴然。
OSXにしてから金がないんでOfficeを入れてないんですが、そうするとMS製品はIEのみ(しかもこれも開発終了なのでそのうち使わなくなるでしょう)となり、結構気分が良い。気分がいいのはいいんですが、メーラーがいいのがなくて困る。とりあえずってことで標準の.mail appを使ってるんですが、前評判通りこれが激遅。
最初はまだ我慢できる程度だったのが、メールが溜まってくるにつれ、ひどい遅さです。
さっき添付ファイル送ろうとしたらファイルの選択画面が出てくるのに5分かかり、それをスクロールするのにまた5分かかってさすがにキレました。ちくしょうoffice V.x買うぞ!?いいのか?ジョブズ!?
まあ、そんな金があったらイラレの10が欲しい私ですが。
だれかアカウント切り替えが簡単にできてルールの設定が簡単で、mail appからインポートが簡単にできてサクサク動いて3000円くらいまでの、できればOSXネイティブのメーラー知りませんか(泣)?