7月某日。

引越しが終わったばかりの我が家の台所には以下の装備があった。

• 冷蔵庫（もらいもの）　数量：1
• 電子レンジ（もらいもの）　数量:1
• 片手鍋（もらいもの）　数量:1
• マグカップ（実家から持ってきた）　数量:1

‥‥まあ、ドラクエでいうなら「ひのきのぼう」と「たびびとのふく」状態。
料理スキルのLVは‥‥5とか6くらいかな。スライムは余裕で倒せるけど軍隊アリには油断すると全滅させられちゃうような。

おかげでコンビニでプリン買って帰ったら店員がスプーン入れ忘れてて、仕方なくパスタについてたフォークで食べる羽目になったり、冷凍食品で袋入りのチャーハン買ってきたは良いけど入れる器がなかったりと色々と切ない思いをしました。

そんなpsiが現在の状態から立派に一人暮らしごはん生活をエンジョイできるようになるまで（なるのか！？）の軌跡（奇跡？）を記録しようと思います。

■注意：毎回レシピを掲載予定ですが、psiがやったことをそのまま書くので、今夜のおかずの参考などには決してしないでください。食べられないものが出来ても責任取りません。

というわけでプロローグとしてタピオカミルク。
無印をウロウロしてたらタピオカミルクセットがお買い得になってたので思わず購入。
なんか今の装備でも戦えそうだったし‥‥

■今回購入したもの
・タピオカミルクキット（ココナッツミルクの素＋乾燥タピオカ）
・パンチングメタルの笊
・牛乳
・塩
・砂糖
・ガラス（？）ボウル　15cm径くらい　×2
・瀬戸物（？）のボウル　15センチ径くらい　×1
・カトラリー一式

■レシピ

1. タピオカを茹でる
   鍋に450ccくらい（アバウト。どうせ沸騰して量が減るしね。500mlペットに入れて量るが吉）水を入れ、沸騰したら乾燥タピオカを入れてかき混ぜ‥‥ようとおもったらハシがないのでそのまま放置。4分くらい。
2. ココナッツミルクをつくる
   牛乳500mlをレンジにかけて温め‥‥ようとおもったら500ml入る容器がなかったので二つのガラスボウルに250づつ分けて入れ、ガラスが耐熱であると自己暗示をかけながらチン。一方を温めている間にもう一方の牛乳が冷めていく気がするのは気のせいとこれまた自分に言い聞かせながら、ココナッツミルクの素（粉末）をだいたい半分づつ入れ、スプーンで混ぜる。どう考えても二つの容器の濃度が違うので、タピオカが茹で上がるまで地道にボウルＡのミルクとボウルＢのミルクをこっちへ（スプーンで）移したりあっちへ（スプーンで）移したりして濃度の均質化を図る。中学受験の食塩水問題を思い出す。
3. タピオカをココナッツミルクと混ぜ、冷やす
   茹で上がったタピオカを笊にあけて水を切り‥‥？　あのー、シンクに透明なカエルの卵みたいのがいっぱい落ちてますが‥‥恐る恐る笊の裏を見てみると、ヒィーーー怖い！ぬるぬるのブツブツのツブツブです！　ぎゃー！　タピオカは粒の大きさが不ぞろいなので小さめの奴がみんな文字通りふるいにかけられて脱落した模様です。その量たるやおよそ全体の1/4に達しようかと言う。しかも茹でたタピオカはやわらかいので心太よろしくパンチングメタルから押し出されてきている有様。　触らぬ神にたたりなし、臭いものにはフタ、君子危うきに近寄らず。とりあえずその笊はそーっと放置して、冷めるのを待つと同時に、タピオカミルクに食塩と砂糖を入れる。これまた二つのボウルの間の濃度差が気になり始め‥‥（くりかえす）。ころあいを見計らって生き残ったタピオカを二つのボウルに半分づつ投入。‥‥っていうか、粒の形をとどめていませんが‥‥茹ですぎ？　かき混ぜるのを怠ったせい？　いやいや、くっついてるだけで、ミルクに入れれば粒になるのさ！　そして冷やせばもうちょっとツブツブ感が出てくるのさ！　ある程度冷ましたら冷蔵庫へ。冷えたら出来上がり。

■結果
味は至極普通でした。当たり前か。ミルクと混ぜて冷やすだけ！（©フルーチェ）だもんな。

■教訓

1. やわらかいものは笊にあげると心太になる
2. パンチングメタルの笊の穴は意外と大きい
3. 菜箸くらい買え
4. 食器がお椀3つonlyはマズいだろ

Posted by psi at 11:18 AM | TrackBack (0)

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